ヤモリのダイエット記録(現在進行系)
久々に生き物の話題を書きます。
ことの発端は、うちのボイヴィンネコツメヤモリ「クシャル」様の過去写真を漁っていた時のこと。
これが昔の写真。お迎えしたての時は瘦せてて、クル病で。
そして……
これがダイエット決意時。
脇、プニってる!!!!!!!!
もちもちしてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぎゃーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
いわゆる「脇プニ」――ヤモリの肥満状態に。飼い主も脇プニ
かわいいって言ってると内蔵系の疾患になって早死にしてしまうのは人間も爬虫類も一緒。
そして私は決意します。ダイエット、しよう。
https://x.com/goagoa_fish/status/1689864241761910784?s=20
まずクシャ様、食事を見直しましょう。
その頃与えていたのはいわゆるレッドローチ――足の速い餌用ゴキですね。あとクロコオロギ(フタホシコオロギの改良品種)をケージの中に常時放ちっぱなし。
レッドローチ、足が速いので捕食者たちの食欲をそそりにそそる。しかも脂質が多め……らしい。
クロコオロギはとにかくでかい。クシャ様たちの食いっぷりも惚れ惚れするほどいい。けどほぼほぼ昆虫ゼリーを食べてるので甘い(なんで味知ってるんですか)。
そんな虫たちをケージに放ちっぱなしは、人間でいえばケーキ24時間食べ放題みたいなものです。むしろ主食がケーキ。
そりゃあ太ります。反省。
……
というわけで導入したのが……デュビア。アルゼンチンモリゴキブリ。
またしてもゴキブリ。こっちは高タンパク低脂質らしい。
らしいというか、
【2019年版】餌虫の栄養価を徹底比較 ‐ コオロギ類、ワーム類、デュビア類を比べてみよう - とある獣医の豪州生活Ⅱ (teriyakivet.com)
こちら参照。ソースも情報更新もしっかりしておられる方のブログ。安心。
低脂質なら……と思って。当時の私。デュビアをまたしても、放牧。
当時のクシャ様がピンセットから食べてくれず(理由は後述)、数匹放し飼いという手を取っていました。
見るたびにゴキがいるケージ。映え以前の問題です。いつしか私は写真を撮ることもケージを覗くことも最低限で済ませてしまうように。
しかし。そんな状態では痩せるわけがありません。糞にも羽やら何やらが混ざってあまり消化が良くなさそう。そこで。
絶食だ!!!!!1週間ぐらい!!!!!!!!
そうすればきっとピンセットから食べてくれるはず、というより。
人間もクシャ様もピンセットに慣らしていかないと、きっとこれから苦労するしクシャルの健康にも悪いから。飼い主が頑張らないと。
そうして私はケージにいた餌虫を全部救出し、餌は一番食いつきのいいクロコオロギに戻し。
ピンセットから食べてくれるまで餌を抜いてみたのでした。するとある日――
ピンセットに顔面をぶつけながらも、クシャ様が食いついた!!!!!
そう、クシャルが食べなかったのは、ピンセットを怖がっているのではなく。
おなかがすいていなかったのです。
一度食べてしまえば、あとは怖いものなし。
ピンセットを見せると、素早く反応してこちらに顔を向けるようにまでなり。
そして……
なんと全く動かない冷凍イエコにまで食いついたのです!!!!
しかもまさにこの記事を書いている最中――
人工飼料にもかじりつきました!!!!!!!
……一瞬で「なんかニンゲンに変なもん食わされた」って顔してペッしちゃったけど。
そんなこんなでダイエット、
……
……なんで増えてるんや。
身が引き締まってはきたものの、絶賛ダイエット中のクシャ様でした。
ごめんね……ニンゲン頑張るよ……
隔週で冷凍イエコをあげて、様子見てまたブログ書きます……😭