お久しぶりです。
タイトルの通り、クソ面白いブログ(主観)書いている途中、うっかり下書き保存せず編集画面を閉じ、記事の自動バックアップも誤操作で消すという地獄をやらかしました。
げろ。
お気に入りのサイトやブログが閉鎖になってたとき並につらい。本当につらい。
まあ書いてたの虫の話なんですけどね(おもしろいか?)
というわけで記憶を頼りに書きましょう。
※虫の写真はありませんが、カエルやイモリ、ヤモリなどの写真があるため苦手な方は注意してください
ベランダのバケツコンポスト、しばらくかき混ぜずに放置して数ヶ月存在忘れてたら、底から大量の謎の虫が出てきまして。
うぎゃあ。
一瞬硬直したものの、そのキモい幼虫(芋虫とかカブトムシの幼虫とかなんかそんなのとはかけ離れてる)には見覚えがありました。
そう、分解者「アメリカミズアブ」……便所バチの幼虫です。幼虫割とキモいので調べる際は自己責任で。
小さい頃、実家の庭にダンゴムシ村(庭の一角に石と土で家を作っただけ)を作り、そこにダンゴムシを放牧するのが趣味だった私。
囲いもケースもなんもない地面にダンゴムシを解き放ったらそりゃどっか行くのですが、当時の私は定住ダンゴムシをよく探していました。
しかし、毎日庭の同じ石をひっくり返して同じ場所の枯れ葉をほじくってたら、ダンゴムシバランスは崩壊します。捕まえて庭の別の場所に解き放っていたらなおさらです。
ある日、ダンゴムシがなかなか見つけられなかった私は、鬱蒼と茂る庭木をかきわけ、放置されているコンポスターの元へ進みます。
栄養たっぷりの土と枯れ葉、虫に恵まれたそこはハイリスク・ハイリターン。超絶苦手な蜘蛛と、世界一苦手なもの「虫の死体」がゴロゴロしている恐怖スポットなのです。
それでも頑張ってたどり着いた幼少期の私、大きな石を見つけ、それを勢いよくひっくり返すと──
灰色のなんか幼虫なのか蛹なのか生き物なのかよくわからん「何か」がごろごろ、うじゃうじゃといたのでした。
……そんな記憶を思い出しながら、目の前の「何か」もといアメリカミズアブの幼虫たちを眺めつつ。
現在の私は考えます。こいつらどうしようか、と。
このまま放置だと大量の便所バチがご近所を飛び回ることになります。かといって、熱湯でころすのも怖い(相変わらず死体がだめ)。
いっそ鳥の餌に──そう思った私は、ひらめきました。
エキゾチックアニマル、爬虫類、両生類、お魚など昆虫食の生き物飼育者の皆様。
そして、釣りをされる方ならもしかしたら「アメリカミズアブ」の名をどこかで見たことがあるかもしれません。
実はこいつら、市販されています──
そう、餌として。
ならばうちの愛しい生き物たちの活き餌にすればいいじゃない、と。
実はこやつら、栄養バランスが非常に優れているとか。
生きているなら多少はうねうねしてペットたちの食欲をそそるだろう。
というわけで。善は急げ、というか好奇心に負けて、1時間かけて土と幼虫をよりわけてピンセット用意ーッ!
実験に付き合わされたのは、アカハライモリ、アフリカツメガエル、ミヤコヒキガエル、イシガメというメンバー。
ヤモリもいるんですが、いかんせんでかいヤモリちゃんなので体に対して餌がちいさすぎる。諦めました。
ピンセットをじっと見たあと、パクリ!!!!……と食いついたのは、土。
もう一回……今度はピンセットにがぶり。
(あげる側ももらう側も)下手すぎて泣きそう。でも食いつき抜群でした。普段ピンセットから食べない子なのにピンセットガン見するレベル。
次はアフリカツメガエルの、べったら&しおこんぶ。
体の小さなしおこんぶが、超速度で食いついてそれをべったらが追い回す。
こらこら、ちゃんとべったらの分もあるからね……と幼虫2匹目を突っ込む、が、スルー。
結局2匹とも食べるまで10分ぐらいかかった。
アカハライモリ、ゴアちゃんとシャガルくん。2匹揃った写真だいぶ前のしかなかった。
意外にもめちゃめちゃビビリのシャガルくんが最初に反応。……しかし、人間に見られてると気付いた途端、隠れる。
ゴアちゃんもなんか今日は気乗りしないらしく、隠れてしまったので飼い主別室へ。様子見中。
最後に、クレベさん。何でも食べてくれるクレさん、エビよりもよく食べてた。さすが元野生、力強い動きだ。
バクバク食べてくれるので嬉しいですね。
おまけ
貴殿は最近太り気味なのでまた今度ね。クシャル様。
……というわけで、食いつき抜群最高でした。
とりあえず余った幼虫はケースに入れてしばらくキープしてみます。
また沸いたらいいな、という気持ちと、よりわけるの大変だったのでもういいや……という気持ち半々ッス。
今回はここまで。