私と旦那とモリと。

人間と生き物たちの日常

自称発達グレーが自閉スペクトラム症と診断された話

先日、精神科に入院していた私でございますが。

実は入院するタイミングで、大病院の先生に「発達障害の検査を受けたい」旨を伝えておりました。

 

遡ること数年。NHK発達障害プロジェクト(http://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/index.html)にある日たどり着いた私。

「これ、私のことじゃん???」と思い当たるフシ、多数。

色々調べるうちに、自閉スペクトラム症という存在を知る。

 

ひと昔前、アスペルガー症候群(知的障害を伴わない自閉症)と言われていたものも分類される、自閉スペクトラム症

https://www.smilenavigator.jp/asd/abc/

↑こちらのサイトがわかりやすい。

 

対人関係が苦手、こだわりが強い。シンプルに「コミュ障」と片付けてしまってもいいようなレベルではあったものの、当てはまる!!!!とその時から自称アスペルガーに。

あくまで自称、かといって公言するわけではなく、今思えば「自分の生きづらさ」に「発達障害」という名前をつけたかっただけかも。

 

 

そんなこんなでコミュ障やらかしつつ数年、ふと発達の検査を本格的に受けたくなり、通っていたメンクリへ聞いてみる。

 

「すみません、発達の検査受けてみたいなって思ってるんですけど……」

 

「うちでは今はやってないですね……」

 

ぴえん。サイトに「やってます」って書いてたやんけ。

 

 

 

紹介状書いてもらってそのうち検査だけ受けに行くのもありかなぁと思っていた矢先の、大病院への入院。これはチャンス‼️と先生にちゃっかり話を通して検査を予約してもらったのです。

 

 

そして時間は経ち、無事退院した後、検査の日。


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あんなエピソードや


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こんなエピソード(父談)まで引っさげて。

いざ検査受けるぞ!!!……と意気込んでいきました。

 

検査内容は、小学校のときにもやった検査(横並びの図形からお題と同じ図形を探して○つけたり、図形を書き写したり)だとか、パズルだとか。

これって発達や知能の検査だったんだ、なんてぼんやりと思いながらやっていきます。

 

あとなんかおまけレベルでチェックシートにチェックをしましたわ。発達のやつ絶対これじゃん。

 

 

結果は……まあ記事のタイトル通り。自閉スペクトラム症でしたわ。

というか、「検査結果と幼少期エピソード、それぞれ単品だと発達障害と言うには弱いけど、双方照らし合わせると十分自閉スペクトラム症って診断を出せるよ」という言われ方でした。

 

ついでにIQも測ってたみたいで、そっちは118ありました。かしこい!!!!!!

 

ただ、脳での処理速度に対して、手が追いつかなくて、相対的に不器用に見えるところがあるのかな?というのが先生の所見。

これから先、内職とかA型B型の作業所とか、手に職つける!ってなったとき、ちょっと気になるなぁ。

 

まあ無事(?)診断されてホッとしたような、これからの生き方は先人の知恵を得ていけば良し!という安心感というか。

自閉スペクトラム症には自閉スペクトラム症の生き方がある(もちろん症状や詳細は人それぞれではありますが)、というのが個人的安心ポイントです。

 

今回の診断、かなり幼少期エピソードなどが重要になったので(※レポート用紙にまとめて提出した)もし発達の検査受けようかな?と思われてる方がいましたら、検査だけではなく、困ったエピソードをご家族に伺ったり、日常生活の困り事を紙に書いたりしていくといいかも。

 

というわけで今回はここまで。