https://goagoa-fish.hateblo.jp/entry/2023/03/09/130707
の続き。
あらすじ:精神科に入院することになったぞ‼️だけれど肝心の初日に大遅刻⁉️どうなっちゃうの〜⁉️⁉️(どうにかなった)
各種検査を無事終え、コロナも陰性。入院のための荷物も持ってきたし、バッチリ!
とはいえ、個人情報保護の観点からあまり詳細は書けないんですけどネ。
閉鎖病棟、急性期(今すぐ死ぬ‼️レベルでしんどい人向けの)病棟ならではの工夫が沢山ありました。
荷物制限は結構厳しく、靴紐つきの靴はダメとか、ジャージとかズボンの紐はひっこぬいて預かってもらうとか。
当然刃物、紐類、火気厳禁でございます。
窓は途中までしか開かないし、いざとなれば拘束も考えられる(拘束は本当の本当に最後の手段なので、されることは滅多にないです)。
あと窒息防止でお菓子やジュースの持ち込みもだめでした(今回は)。
入院方法は確か3つあって
・入院OKですよ、って同意する「任意入院」
・自分は入院嫌だけど家族が入院にOKしたときは「医療保護入院」
・自傷他害の恐れがある(自○してしまったり、人をころしたりしてしまいそうな)人を緊急で入院させる「措置入院」
だったかな。違ったらごめんなさい。
今回も初回も任意で閉鎖行き。
薬の調整と休養のため、んで希死念慮があるから念の為ってところでしょうか。
以下、一言日記的なもの。
初日。
検査疲れと、休養できることへの安堵でひたすらぼんやりする。熱が37.8℃あってビビる。
やることのなさに絶望していたが、スマホの充電ケーブルとかレポート用紙を持ってきていたので、看護師さんにダメ元で「欲しいッス……」て言うたらもらえた。
病状によってはスマホも充電器も没収されるので、とてもありがたい。
ただし毛糸、お前はだめだ。
2日目。
やっぱりぼんやりする。ホルモンバランスとかそのあたりのアレコレのせいではある。体は重いのに心は元気。嘘ッ元気じゃなかった。
隣の方が「ころしてやる!」とか怒鳴ってるのを聞き、ちょっと滅入った。それ以外の不満なし。ご飯がうまい。
確かこの日シャワー浴びた。
前日のトイレ回数を聞かれたが全く覚えてない。適当に答えたのを反省し、メモを取り始める。
3日目。
ずっとぼんやりしていた。
気力はいくらかマシになった。
コーヒーでごまかしていたつらさと、改めて向き合ってみる。なんで辛かったのか、あまりわからない。
好きな花の本も読む気力が起きないし、YouTubeも面白くない。抑うつ。
悩みごとを一つ一つ紙に書き、解決を図る。
4日目。
午後からちょっと元気が出たので、ソーシャルワーカーさんと医療費についてお話したい旨を看護師さんに伝える。
夕方、ワーカーさんが来てくださる。限度額適応認定証の用紙など一式を持ってきてくださり、詳しく説明していただいた。
全部忘れたけど。
その日のうちに書類を書き、糊付けし、看護師さんに「これ投函お願いします〜」と渡すことに成功!
それ以外の悩みもほぼ解決。部屋を移動してもらい、隣の方から解放される。
5日目
主治医の先生が来られる。
今は死にたくないし、病棟内をお散歩してるし、体調はいい!けど何かをする意欲はない!っていうのを伝えた。
せっかく1ヶ月過ごす(予定)なら、楽しくいきたいわ!ということで作業療法に参加。
毛糸を持ってきていた(※没収中)ので編み物できないか聞いてみたが、主治医の先生の許可がでないとわからんそうで。
しばらくぼんやり編み物のレシピ見ながら過ごし、部屋に帰る。
午後からは、以前からメールでやり取りしていて本来この時期面談だった相談員さん(福祉サービス利用したいときや日常の困りごとの相談に乗ってくださるプロ)に電話でアポ取り。
とてもほがらかで、親しみやすそう。今度来てくださるみたいで安心。
6日目
どんどん元気になっているのがわかる。
ラジオ体操、お散歩(外)、作業療法となんと3連続で参加。毛糸の許可が出たので、無心でひたすら編む。何を作るか考えずに編んでるのでマジでわけわからんけど楽しい。
最近の症状をメモして看護師さんに都度伝えることに。ありがたそうにしておられたし、褒められたし、嬉しい。
入院までリハビリ通ってたメンクリに、勢いのまま電話する。退院したらまたデイケア行っていいですか?と聞いたら許可出たので安心。
今の先生も、そのほうがありがたいと言っておられたな。
洗濯もした。あまりにもえらい。天才か?
元気というよりか、統合失調症(疑い)の陽性症状で頭がぐるぐる回るため、退院したらやりたいことリストを作るなどする。
夜、旦那にLINEを死ぬほど送るが、ほぼ無視されて病む。声が聞きてぇですよ。
7日目(これ書いてる日)
看護師さんに「院外外出っていま無理ですよね🥺」って聞いた。「だめなのよ〜🥺」とのことだった。
どうしてなの?と聞かれたので、「飼ってるトカゲちゃんが心配で……」と言うとかなり食いついて来られる。もしや、爬虫類いける人か⁉️とうちの子の写真を見せるとメロメロになっておられた。
癒やされたみたい。よかったです。
ソーシャルワーカーさん・相談員さんや主治医の先生に見せるために自分の経歴を生まれたときから順に書いてみる。つらいことばかり思い出した。
そしてその日。
閉鎖病棟、どうやら満床に近いらしく。先生の許可も降りたとのことで、開放病棟へ行くことになりました。
一週間、色々あったなぁ。隣の方がメチャ叫んでおられて怖かったり、同室の人と顔見知りになったり(特殊なコミュ障ぼっちなので顔見知りになっただけで嬉しい)。
数名に「丈(身長)はいくつあるだァ⁉️」と聞かれたり。
19歳で入院してたときの病院とは違うところなので当然かもしれませんが、とても穏やかなところでした。
そして物語は開放病棟へ──
(続かなくても許してネ)
続いた
https://goagoa-fish.hateblo.jp/entry/2023/03/12/145741